Fashion&Culture
Posted on 2012/08/11
ウエアとトータルで8月15日リリース
「13歳の時、両親への反抗の印として買った最初の一足は、私にオリジナリティという刻印を与えました。本当にクールで、それを履いて逃げるように学校に走りました。それが、ドクターマーチン。時を経た今でも、私の一番のパートナーです」。
そう語るのは、世界的なファッションモデル、アギネス・ディーン。
彼女は、ファッションイノベーターとしてファッショニスタから絶大な支持を得ているが、彼女が自分独自のスタイルに目覚めたのは、十代の時と言われる。それに照らすと、ファッションイノベーターとしてのアギネスの原点は、ドクターマーチンということだ。
そしてその愛着が、アギネスとドクターマーチンとのコラボ・コレクションを生み出した。
彼女が、ドクターマーチンのクリエイティブ・チームと密接に話し合い、インスパイアし合いながら、創り上げたコレクションは、靴だけじゃない。ウエア、アクセサリーとトータルでコーディネイトできるラインナップだ。
エンパイアラインのワンピースは、デイジープリント。丸味を帯びた襟が少しクラシックな雰囲気を演出する。
デイジーは、コレクション全体のアイコンとして、プリントに限らず、ボタンやジッパーなどに落とし込まれている。
デイジーは、英国では身近で馴染み深く、多くの人が小さな頃に摘んだ思い出のある花。親しみやすさ、タフさ、可愛らしさを備えているという理由で、アイコンに選ばれた。
バンドにも所属していたこともあるアギネスらしいデザインを上げると、シャドーチェックのジャンプスーツ。コットン・ネル製だが、ボタンが見えないフライ・フロント(比翼仕立て)で、カジュアル過ぎないのが良い。
その他、ボンバージャケットやコートも揃うフル・コレクション。ちょっとセクシーなトムボーイのイメージでコーディネイトが楽しめる。
最後に靴を紹介すると、黒のレザーとポリウレタンのコンビのオーバーニーのレースアップ・ブーツ、ベルベットのクリーパー、パテントレザーの10ホール・ブーツなど。すべて厚底で、コバのステッチにライラックカラーを使用している。
発売は、8月15日。扱い店は、シューズは全国のドクターマーチンストアにて、ウエアは一部店舗のみの限定販売。
発売に先駆けて、アギネス自身が出演するプロモーション・ビデオがYouTubeで公開されている。